Googleアナリティクス入門講座 第一章

[初心者向け]
Googleアナリティクスを導入しよう

講座

理解Googleアナリティクス利用の必須知識

 このパートで解説する「ユーザー権限」と「アカウント構造」はGoogleアナリティクスを利用しデータを見る上で必ず必要となる知識です。特にこれからGoogleアナリティクスを積極的に使っていこうという人は、確実に内容を理解しましょう。

ユーザー権限

 実践編で作成した「アカウント」は、会員制サイトのアカウントのように1人につき1つというわけではありません。1つのアカウントを何人ものユーザーが利用することができます。ユーザーは与えられた権限によってGoogleアナリティクス上でできる操作が制限されます

  • ユーザー管理:アカウントのユーザーの追加や削除など、人の出入りを監督する権限です。それ以外の編集機能は含まれません。
  • 編集:フィルターの作成や目標の設定などユーザー管理以外のほぼ全ての編集が可能な権限です。
  • 共有設定:表示と分析の上位権限でカスタム設定を作成し、共有することができます。
  • 表示と分析:レポートの表示やデータ操作など、レポートを見ることができる権限ですが設定の変更などはできないことが多いです。

ユーザーと権限ユーザー権限の範囲は?

 「ユーザー管理」の権限は責任者が持つことが望ましいでしょう。その他の権限は「編集」>「共有設定」>「表示と分析」の順で権限が制限されます。例えばGoogleアナリティクスの担当者は「編集」権限、訪問数や売り上げを報告したい上司には「表示と分析」の権限など、その人に必要な権限だけを与えることで重要な設定を誤って変更してしまうといったミスを防ぐことができます
 また、権限同士を組み合わせることもできるため、ユーザーごとに必要な権限をカスタマイズすることも可能です。

Googleアナリティクスのアカウント構造

 アカウントの構造の理解はGoogleアナリティクスの最も基本的かつ重要な項目です。この部分をしっかりと理解していないと、後々、各種の設定をカスタマイズして高度な操作を行っていく際に、重大なミスを招く可能性があります。

 前項で説明したアカウントの中にはプロパティと呼ばれる分析サイトが登録され、分析サイトごとにレポート画面が作成されます。このレポート画面はビューと呼ばれます。アカウントとプロパティとビューの関係は入れ子のような構造になっており、図に表すと以下のようになります。


 Googleアナリティクスの設定画面からも入れ子構造が確認できる

 このように、Googleアナリティクスでは1つのアカウントに複数のサイトを登録することができ、また、サイトごとにレポート画面をいくつも作成することができます。この機能を活用すれば、一つのアカウントで自社が運営するサイトを一気に分析することや、担当者ごとに専用のレポート画面を用意することができます。

 ただし、上位グループで行った設定は下位にも適用される点には注意が必要。例えば、アカウントの設定を変更した場合、新しい設定はアカウントの下にある全てのプロパティ、ビューに適用されます。特にアカウントやプロパティの変更は、個人のレポート画面だけではなく他のユーザーにも影響してしまうため、慎重に行いましょう。

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