Googleアナリティクス入門講座 第二章

 Googleアナリティクスのレポートは主に4つのカテゴリに分けることが出来ます。
 訪問者のタイプごとに様々なデータを知る[ユーザー]、訪問者がどこからサイトにやって来たのかが分かる[集客]、訪問者のサイトでの動きを知る[行動]、目標として設定した行動がどのように達成されたかを知る[コンバージョン]です。

4種類のレポート

ユーザー 訪問者に関するデータ
集客 訪問がどこからやってきたのかに関するデータ
行動 訪問者が何をしたかに関するデータ
コンバージョン 設定した目標がどのように達成されたかに関するデータ

PC・付箋Googleアナリティクスのレポートの種類

 アクセス分析の際は、知りたい情報ごとにこれらのレポートを使いこなすことが必要ですが、どのレポートの何を見ればよいのか、使い始めたばかりの人にとっては分からないことも多いでしょう
 そこで今回から4回にわたって4つのカテゴリの中でも特に重要な項目について解説してきます。

 初回は訪問者の詳細な情報を知る[ユーザー]レポートです。

知識ユーザーレポート

サイトを訪れる人の推定年齢・性別を把握する

 [年齢][性別]

 [ユーザの分布]内の[年齢]・[性別]レポートはデフォルトのままでは見ることができませんが、サイト運営に直結する情報をはらんだ重要なレポートです。このレポートで知ることができるのは、訪問者のおおよその年代と性別。本来ならば姿が見えない訪問者の情報を、広告ネットワークとCookieを利用してGoogleアナリティクスが分析・推測し、レポートとして表示します。
 サイトコンテンツの最適化、集客チャネルの選別などに活用できるため、ECサイト、コーポレートサイト、アフィリエイトサイト問わず有用なレポートです。

 ※設定についての詳しい解説はコードを1行設定するだけで情報をゲット!「年齢」「性別」レポートを表示しようを参照

活用例

  • 年齢・性別別に見られているページ(商品)を分析し、新しい需要を見つける。
  • 年齢ごとに人気のページを集計し年代ごとのランキングを作成する。
  • 年齢ごとに集客チャネルを分析し、ターゲット層の流入がないチャネルへの出稿を止める。

 [ユーザーの分布>サマリー]画面

Googleアナリティクス[ユーザーの分布>サマリー]画面

常連客と新規客の傾向を分析 コンテンツ更新のタイミングも分かる

 [新規とリピーター][リピートの回数や間隔][ユーザーのロイヤリティ]

 [ユーザー]カテゴリ内の [行動]で見ることができるのは、サイトでの行動ごとに訪問者を分類したデータ。新規とリピーターの行動の違い、リピートの間隔ごとの人数などが表示されます。

 特にECサイトの場合に重要となるのが、[新規とリピーター]、および[リピートの回数・間隔]です。新規訪問者とリピーターの行動の違いを掴めば「新規購入特典」などの新規の客に響く施策と、「3回目のご注文で1本無料」などの常連客に響く施策の両方を効率よく実行することができます。
 [リピートの回数や間隔]レポートからは訪問者がサイトを訪れる周期が分かるため、コンテンツの更新時期や、メルマガの効果測定にも効果的です。

交差点・人常連客と新規客の行動の違いは?

 最後の[ユーザーのロイヤリティ]では、セッション時間や訪問時のページ数の分布が表示され、通常のレポートでは、「平均セッション時間」「平均ページ数」されている数値の実際の値を見ることが可能。
 例えば、サイト全体の平均滞在時間が3分となっていても、[ユーザーのロイヤリティ]レポートを見ると、98%以上の人が10秒以内に離脱しており、一部の長時間滞在の人が平均を押し上げているというケースも。

 「平均」だけでは分からないユーザーの分布を教えてくれるレポートです。

活用例

  • 新規とリピーターの訪れるページ、購入する商品の違いを知り、よりコンバージョン率を高める施策を行う。
  • ユーザーがサイトを訪問する周期を把握し、それにあわせてコンテンツの更新を行う。

 [新規とリピーター]画面

Googleアナリティクス[新規とリピーター]画面

 [リピートの回数や間隔]画面

Googleアナリティクス[リピートの回数や間隔]画面

 [ユーザーのロイヤリティ]画面

Googleアナリティクス[ユーザーのロイヤリティ]画面

スマホ・PCごとの傾向を知る

 [モバイル]

 訪問者の端末ごとのセッション数や直帰率を見ることができる最重要レポート。スマホ・PC・タブレットからの訪問を端末ごとに分類し、それぞれのデータが表示されます。

 このレポートを見る際は、特にスマートフォンからのコンバージョン率や直帰率が最適化されているかどうかをチェックしましょう。PCからのコンバージョン率や直帰率と比較して数値に大きく差が出ている場合、原因ページ・部位を特定してスマホ対応に乗り出す必要があるでしょう。

活用例

  • 訪問者のスマホ・PCごとのページ滞在時間やコンバージョン率を知り、スマホ用のUI/UX改善に活かす。

 [モバイル>サマリー]画面

Googleアナリティクス[モバイル>サマリー]画面

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